こんにちは、バンくんです。
今日は 竹を全部切ってクヌギを植える 作業をしてきました。
たけのこ農家にとって竹を切るのはお手のものですが、そこに広葉樹を植えていくのは、ちょっと違う楽しみがあります。
今回の見どころは3つ。
- 竹を全部切るので風景が結構変わる
- 効率的な竹の伐採と移動
- クヌギの定植と今後の管理
📺 動画はこちらです。あわせてどうぞ。
今回作業した場所|使っていなかった三角地
今回手を入れたのは、 道と道が合流する三角の土地。
- 上の道と下の道が合流する場所
- とても 乾燥していて、岩がゴロゴロ
- たけのこを掘るには適していない
- これまでは草と倒れた竹の管理だけをしてきた
ほとんど利用していなかった場所 なので、ここを有効活用できると独特な満足感があります。
計画|数年かけてクヌギ林にしていく
今回は時間と苗の都合で、ほんの一部だけに着手。
栗の木が2本ある間あたりから、こちら側の竹を全部切って、そこに 約25本のクヌギ を植えていきます。
長期計画としては:
- 毎年200〜300本ずつ クヌギを定植
- 数年かけて、対岸の橋までクヌギ林に
- 将来的に シイタケのほだ木 にも使える林を作りたい
① 竹の皆伐|「全部切る」が圧倒的に楽
使う道具
- 共立 CS252T(小型・軽量チェーンソー)
→ CS252T(Amazonで見る)※アフィリエイトリンク - ユンボ(バックホー)
今回は本数も少なく(30本ぐらい)、竹も乾いた場所で細めなので、 扱いやすさと軽さを重視。CS252Tで十分でした。
皆伐の手順
- 上の道側に全て倒す(高い方から低い方へ)
- 倒した竹を下に滑り下ろす
- ユンボで広場まで引っ張る
なぜ皆伐は劇的に楽なのか
選択伐採と違って、 「これ切る、これ切らない」と選ばなくていい。
上から順に切っていけばいいだけなんで、選ばないのでかなり楽。
竹の 皆伐作業の効率はとんでもなく跳ね上がります。これは本当におすすめ。
② クヌギを植える準備
植え穴の印付け(2mピッチ)
- 2mピッチ で植える場所を決定
- 下から順番に、整列させて植えていく
- 今回のスペースで合計 約25本
ユンボで植え穴を掘る
- バケットが届く範囲をちょっと掘る
- 他の雑木の根っこ を取って、競合を防ぐ
- 全部掘る必要はないけど、根が多い場所はほぐしておくと根が伸びやすい
植え穴は本当に必要?
正直、 掘る必要があるかは検証中。去年は植え穴なしで植えた苗もあって、それでもちゃんと育っています。
クヌギはかなり強いので、 そこまでしなくても大丈夫 という感触。
ただし今回は表面の根がすごすぎて、根と土が接触しにくそうだったので、 数日置いて土が落ち着いてから別の場所の土を持ってきて足してやる ことにしました。
肥料は鶏糞でOK
「果樹みたいに大きな堆肥穴を掘って…」までする必要はなく、 鶏糞(けいふん)をやれば十分 というのが私の体感。
クヌギは強いので、変な未熟堆肥を入れるよりも鶏糞のほうが効きます。
③ クヌギの苗を掘り上げて植える
仮植えしていた苗が「ニンジン」みたいに
クヌギの苗は、別の場所に 100本以上を仮植え してストックしていました。
1年置いただけで、根がとんでもなく伸びて:
買った時はこれくらいまでだったのに、根っこがこんなに伸びてる。ニンジンみたい。
このまま植えれば 活着の心配がほぼない 状態。
定植
掘り上げた苗を、印を付けた場所にどんどん植えていきます。
25本の植え付けで、約25分で完了。
④ 支柱は「2点」で
失敗の最大リスクは「風」
植物の定植で 失敗する最大の原因は風 です。
水切れや肥料切れより、風による揺れで根が定着しない方がよっぽど多い。
2点支柱で劇的に強くなる
1本だけの支柱だと揺れますが、 2本でクロスさせて固定する と強さが断然違います。
私は ダンポール+苗 を交差させる2点支柱方式にしています。
ビニールタイはコメリで安く
縛るのは、コメリで売っている 手で出してカットできるビニールタイ。
- 50m入り、約300円(コメリで購入)
- 縛るのが本当に簡単
- 来年の幹の太りを見越して 少し遊びを残す
→ ビニールタイ(Amazonで見る)※アフィリエイトリンク
これで風による揺れを軽く抑える程度の、 本当にラフな支柱 で十分。
去年植えたクヌギの様子(参考)
去年植えたクヌギを見ると、 1年でだいぶ太くなって、生育良好。
ただし1本だけ虫害で枯れたので、入れ替えをしました。
支柱は最初マイカー線で縛っていたのですが、 マイカー線は扱いづらい ので、ビニールタイに切り替え。これは正解でした。
今後の計画|雑木林を作る
来年は どんぐり200本 を植える予定。それくらいの面積をクヌギ苗で埋めていきます。
植える樹種:
- クヌギ(10〜15年でシイタケのほだ木に)
- コナラ(同じく薪炭・ほだ木)
- カシ(境界線として、切らない木)
カシは 「ここから先は切らないですよ」 という境界マーカーとして植えます。
クヌギ・コナラは10年〜15年で切ってシイタケに。 切り出しやすい場所、まとまって植えるエリア を意識しながら、雑木林を作っていきます。
「おじさんの三大ルート」のひとつ
木を植えて育てるのは、本当に楽しい。
もう1人前のおじさんになった感覚ですね。おじさんに必要なものは、 そば打ちルート・植林ルート・米作りルート ── そのうちの1つが、木を育てるところだと思います。
植えたクヌギが来年さらに大きくなると思うと、もう今からワクワク。
毎年の楽しみが増えていく のが、この仕事のいちばんいいところかもしれません。
まとめ|竹を切ってクヌギを植える
- 使っていない竹林の一角を 皆伐 → クヌギ植林に
- 皆伐は 「選ばなくていい」から劇的に楽
- クヌギは強いので、 ラフな植え方+鶏糞+2点支柱 で十分
- 失敗の最大リスクは 風、2点支柱で対策
- ビニールタイはコメリの安いやつで十分
- 来年は200本、数年かけて雑木林を作る予定
たけのこ農家として竹を切るだけじゃなく、その先に シイタケや薪炭の原木林 を作っていく。これからどんどん雑木を植えていきます。
📺 動画版もよろしく:竹林の一角を皆伐してクヌギを植林する動画(YouTube)



コメント