竹の生育状態
地上部
８月上旬 親竹の同化作用はピークを迎えています
中旬以降はゆるやかに減少していきます
地下部
地下茎の伸長は８月いっぱいが最盛期です
上旬から少しづつ芽子（たけのこ）が形成され、少しづつ成長していきます
管理作業
【除草】
刈払機または除草剤で雑草を除去します
私は竹林内部はナイロンコード 外はチップソー等で無限に生えてくる雑草と戦っています
除草剤を使用する場合はプリグロックスL 又は バスタ液剤 を散布します
※登録情報は変更される可能性がありますのでご使用の前に一度購入店などにご相談をお勧めします
【施肥】
L字設計の化成肥料を10aあたり40～60kg施用します
私はNPK＝16-8-9 たけのこ専用肥料をバラ撒いています
目的：地下部の芽子の為
時期：８月下旬～9月上旬
地下茎の伸長にエネルギーを消費した竹に補給します
芽子の数と成長速度に影響するので確実に行いましょう
施肥した次の日が小雨の日を選ぶとより効果的です
【再生竹刈り】
５月下旬頃の再生竹刈りが終わった後も、傷んだ地下茎からは少しづつ発生します
９月からは竹の間伐が始まるので、施肥と除草を行う前に再生竹を刈り取ってしまいましょう
竹の葉色
施肥区A 南東向き緩傾斜 施肥区B 南東向き急傾斜 施肥区C 北東向き緩傾斜 施肥区D 南向き急傾斜 施肥区全体 東向き緩傾斜 施肥なし 水源地
8月は地下茎の伸長にエネルギーを使うので消耗している時期ですが、葉色が良ければ芽子の形成数を期待できます。
５月～８月は肥料切れを起こして葉色が黄色くならないように様子をみながら施肥をしましょう。
注意点
竹林内の危険
- 熱中症
- マムシ
- 蚊・アブ
装備をしっかりと整えて無理なく作業を頑張りましょう!!
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