竹の生育状態
地上部
親竹の同化作用はどんどん減少していきます
水を吸い上げる力が弱くなり、竹の含水率が下がり始めます
地下部
地下茎の生育は急激に減少します
芽子(たけのこ)の形成が活性化し、少しづつ成長していきます
管理作業
【間伐】
チェーンソーやノコギリを使用して竹を切ります
私は9月上旬からお彼岸までに竹をすべて間伐します
切る竹は5年生か7年生の奇数年生です(竹齢は数え年で、生えた年に1年生になります)
倒れた竹や枯れ竹は見かけ次第処分!
切った竹の片付けは後でする訳なんですが、とにかく一度全て切りまくります
※早堀りしない方は台風シーズンの終わった10月中旬以降をオススメします
【施肥】※8月と内容が同じです
8月に施肥をしていない方はなるべく早めに行いましょう
L字設計の化成肥料を10aあたり40~60kg施用します
私はNPK=16-8-9 たけのこ専用肥料をバラ撒いています
目的:地下部の芽子の為
時期:8月下旬~9月上旬
地下茎の伸長にエネルギーを消費した竹に補給します
芽子の数と成長速度に影響するので確実に行いましょう
施肥した次の日が小雨の日を選ぶとより効果的です
竹の葉色
9月は親竹の同化作用と地下茎の伸長がどんどん低下していき、芽子の形成が活性化していきます
8月の写真と比べて葉にツヤがなく、水分が少ないのがわかると思います
施肥区ABCは長年管理していますが、施肥区Dは2019年まで放置竹林でした
まだ親竹が全体的に古く、地下茎が充実していないので葉色が悪いです
後2年程度でマトモになるかなと思います
注意点
竹林内の危険
- チェーンソーでのケガ
- 蚊
- 台風
お彼岸くらいから蚊が一気に増えますので蚊取り線香必須!
皆さんで台風が来ないことを祈りましょう
チェーンソー作業は装備をしっかりと整えて無理なく作業を頑張りましょう!!
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